絵を描く前に考えるべきこと

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はい、こんにちは、松本です!まだ10月なのに最近かなり寒くなってきたような感じがします。昨日は家族で嵐山までいってきましたが、気温は低めで上着を手放せませんでした…


今回のテーマは「絵を描く前に考えるべきこと」です!

「絵を使って手術記録を描いてみよう!」とやる気を出すのは良いことなのですが、絵を描くことばかりに意識が向いて、何も考えずに手を動かし続けていると、努力量に見合った結果を得られない場合もあるのです。

そこで今回は、絵を描き始めるその前に一度落ち着いて考えてほしいことがあるのだ、という事をお話しておきたいと思います。

まず考えるべきこととは、

その絵で何を表現したいのか?

という事です。

以前の記事でも書いたかもしれませんが、絵やイラストというものはあくまで手段であり、目的ではありません。

表現するべきテーマや考え、経験が前提として存在し、それらを表現する手段として絵やイラストがあるのです。

表現するものが不明確だと、絵の中に描きこむべき情報も選択できずにあいまいになり、絵を描き上げたところで結局何が言いたいのかよくわからない絵ができてしまう可能性があります。

気分が乗って、絵を描き始めようと意気込む気持ちはわかりますが、一度落ち着いて「今から描く絵で表現するものは何か」ということを意識して絵を描き始めるようにしてください。

手術記録をイラストを用いて描くときも、「この症例からどんな事を学べたのか」を意識し、それを表現することが重要です。そうすれば、その症例から何を学べたことを後から振り返りやすいし、他人にもその症例の重要性を伝えやすくなります。ひいては、手術の一例一例から得る学びを確実なものにすることができるはずです。

現在モニターを募集しておりますので、イラストレーションに興味のある医師(医療従事者)の方は是非お気軽に松本までご連絡ください!!

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