はい、こんにちは、松本です。
今回のテーマは「描いた絵はどんどん人に見せた方がいい!」です。
やっぱり自分の描いた絵に自信がないうちは、なかなか人に見せるのが恥ずかしかったり、ためらったりするものです。
それでも少しずつ絵を上達させていくためには、やっぱり人には見せた方がいいんだ、という事をここでお話しておきたいと思います。
1つ目の理由は、「自分ではわからない客観的な意見をもらえる」です。
絵を長くやっていると本当に痛感するのですが、自分で自分の絵を評価するのはとても難しいことです。自分で描いた絵の短所はもちろん、長所ですら自分では気づきにくいことがほとんどです。
人に言われて初めて、「ココがダメだったのか」、「ここが私の絵のいいところなんだ」と気づく機会は多いものです。長所は自信に、短所は改善につなげていけば、少しずつスキルを磨いていくことができます。
(見せる相手によっては、気を使ってあまり率直な意見を言ってくれない場合もあるのでそこは注意しておきたいところです。)
2つ目の理由は、「人に見せる絵を描いているという意識を持つため」です。
これも普段から意識していないとなかなかわからないことなのですが、イラストや絵というのは手段であって目的ではありません。
つまり伝えるべき意図や意見、思いがあって初めて、それを表現するために絵やイラストを描こう、という事になるわけです。
ただ一人で黙々と描いていると、「絵を描くために絵を描いている」というように、絵を描く本来の目的を見失うことになりかねませんし、意図が伝わりにくい独りよがりな絵を描くようになってしまう可能性があります。
絵を描くときは常に、「これは何を伝えるための絵なんだろう」という意識を持っておくことが本当に重要ですので、覚えておくとよいのではないかと思います。
人に自分の描いた絵を見せるようにすることで、この意識を持つことを習慣づけることができます。
ひいては、分かりやすい絵・魅力的な絵を描くことにつながるので、ぜひ覚えておいて下されば、と思います。
今回は以上です。ありがとうございました。