Concept

「医療」×「芸術」を考える。

注目を集めるメディカルイラストレーション

近年、医療系(特に外科系)の学会誌や月刊誌で、メディカルイラストレーションについての特集が組まれることが多くなってきていると聞きます。2016年には、日本メディカルイラストレーション学会も設立され、それに関連した活動が活発になりつつあります。
外科系の学会などでは既に、イラストレーションを医師に指導するセミナーが催された例もあり、医療界においてメディカルイラストレーションへの関心が高まりつつあります。医師が医療現場においてイラストレーションの必要性を感じる場面が少なからずあるものと考えます。


さらに、医療者同士のみならず、医療者と一般人との間のコミュニケーションツールとしても、今後メディカルイラストレーションが果たす役割は大きくなると予測されます。


写真、動画が用いられることで、イラストレーションの必要性がなくなるのではないかと思われたこともありましたが、その予想に反して、現在注目が集まっており、今後もこの傾向は続くと考えられています。